重金属による水質汚濁

1 水質汚濁に対するサガシキ環境開発の取り組み


生命の源

生命の源

生命の源である水。 あらゆる生物にとって、水はかけがえのないものです。
本来、海や川の水には、自然循環の過程で汚れを浄化する“自浄作用”が備わっています。 これは海や川に生息するプランクトンが汚れを食べて分解、水をキレイにしてくれるというものです。
しかし、ある程度以上に汚れてしまうとその自浄作用が働かなくなります。また、化学的な汚染物質の中には自浄作用で浄化できないものもあります。これらの汚れが川や海へと流れ込み、私たちの貴重な水資源を汚しています。


高度経済成長による水質汚濁の代償

日本では昭和30年代の高度経済成長で、生産規模は拡大し、都市化が促進されました。誰もが経済を最優先と考え、水をはじめとする環境への配慮の姿勢など国も国民もほとんど持ちえなかった時代でした。その影響として昭和40年代に、水俣湾における水銀や神通川におけるカドミウム汚染が公害病をもたらしました。

水俣病も発生から40余年を経た今日、ようやく全面的な解決(被害認定や補償金支払いなど)を見たものの、いまだこれらの工場廃水によって苦しむ多くの患者が存在しており、日本は経済成長と引き換えに大きな代償を支払うことになりました。


私たち株式会社サガシキ環境開発では、このような負の遺産を将来世代に残さないためにも、排水中に溶けている重金属を不溶化し除去する「NDメタルクリア」で、清らかな水を取り戻す活動に取り組んでいます。


2 水質汚濁防止法に基づく排水基準(昭和46.6.21 総理府令35)

特定有害物質 排出原因 許容限度(mg/L)
カドミウム及びその化合物 合金、顔料、蓄電池 0.1mg/L以下
六価クロム化合物 メッキ、印刷、クロム鉱 0.5mg/L以下
シアン化合物 化学繊維、メッキ、タイヤ 1mg/L以下
水銀及びその化合物 体温計、蛍光灯 0.005mg/L以下
アルキル水銀 肥料、医薬品、農薬 検出されないこと
セレン及びその化合物 電子部品、顔料、薬剤 0.1mg/L以下
鉛及びその化合物 自動車のバッテリー、はんだ、メッキ 0.1mg/L以下
ヒ素及びその化合物 医薬品、農薬 0.1mg/L以下
フッ素及びその化合物 ガラスのつや消し、金属の研磨剤 8mg/L以下(海域以外の公共用水域)
15mg/L以下(海域)
ホウ素及びその化合物 半導体、音響機器、医薬品 10mg/L以下(海域以外の公共用水域)
230mg/L以下(海域)

備考
「検出されないこと。」とは、第2条の規定に基づき環境大臣が定める方法により排出水の汚染状態を検定した場合において、その結果が当該検定方法の定量限界を下回ることをいう。
砒素及びその化合物についての排水基準は、水質汚濁防止法施行令及び廃棄物の処理及び 清掃に関する法律施行令の一部を改正する政令(昭和49年政令第363号)の施行の際現にゆう出している温泉(温泉法(昭和23年法律第125号)第2条第1項に規定するものをいう。以下同じ。)を利用する旅館業に属する事業場に係る排出水については、当分の間、適用しない。


3 水質汚濁に関する法規制


  • 水質汚濁防止法
    工場及び事業場から公共用水域に排出される水の排出及び地下に浸透する水の浸透を規制するとともに、生活排水対策の実施を堆進すること等によって、公共用水域及び地下水の水質の汚濁(水質以外の水の状態が悪化することを含む。以下同じ。)の防止を図り、もつて国民の健康を保護するとともに生活環境を保全し、並びに工場及び事業場から排出される汚水及び廃液に関して人の健康に係る被害が生じた場合における事業者の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図ることを目的とする。(第1条)

    http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO138.html